【お役立ち情報】神奈川県相模原市の桜祭りを徹底解説!2023年の出店情報なども紹介

イベント情報

相模原には、「相模原市民桜まつり」という相模原市最大のお祭りがあり、毎年多くの人でにぎわいます。
本記事は、相模原の桜祭りとはどのようなイベントなのか、また2023年春に行われた相模原の桜祭りの様子について詳しくまとめました。
ぜひチェックしてみて下さいね。

相模原の桜祭りってどんなイベント?

以下では、相模原の桜祭りの特徴や歴史についてご紹介します。

相模原の桜祭りとは?

引用:Googlemap

相模原の桜まつりは、「相模原市民桜まつり」という名称で2日間開催される、相模原市最大のイベントです。

例年4月の第1週の土日に開催されますが、4年に一度の統一地方選挙が行われる年は時期をずらし、5月第2週の土日に「相模原市民若葉まつり」という名称で行われます。
桜まつり・若葉まつり共に、1日目の土曜日は午後から、2日目の日曜日は朝から夕方までの開催です。

相模原の桜まつりは相模原市民だけでなく、遠方に住む方や海外観光客からも大人気。
毎年40万人ほどの観客が訪れる、活気にあふれるイベントとなっています。

相模原の桜祭りの歴史

引用:Googlemap

相模原市民桜まつりは、1974年(昭和49年)に市制施行20周年を記念し、「相模原のふるさとづくり」をテーマに始められました。

昭和49年に行われた「第1回 相模原市民桜まつり」のテーマは「35万人のふるさとづくり」。
今と同様、市役所前通りを歩行者天国とし、市民参加型のお祭りとしてスタートしました。

市制施行30周年の昭和59年に行われた「第11回 桜まつり」では、会場内でチビッ子のど自慢やゲートボールなどの催し物も開催。
相模原市の人口は第1回開催時から大きく増え、47万人となります。

平成15年の「第30回 相模原若葉まつり」は、市が発展し「中核市」へ移行したことを祝して開催されました。
人口は61万人となります。

平成22年に行われた「第37回 相模原桜まつり」は、「政令指定都市」への移行を祝して行われました。
会場内では、人間空気イスの参加人数日本一に挑戦するなど、ユニークな企画も行われたそうです。
人口はさらに増え、70万人に到達しています。

市制施行60周年を記念した平成26年の「第41回 相模原市民桜まつり」では、10年前に市民の皆さんが未来の自分にあてて書いた手紙「ドリームレター」を会場内に掲示するというイベントも。
この時には、相模原市の人口は今と同じ72万人に到達しました。

相模原の桜祭りのイベント内容

引用:公益社団法人 相模原市観光協会公式サイト

相模原市民桜まつりは、「相模原のふるさとづくり」がテーマ。
「72万人のふるさとづくり~人・もの・自然、すべての共生を求めて~」のコンセプトのもと、市民手作りの催し物や市民パレード・絵画コンテストなどさまざまなプログラムを楽しめるのが特徴です。

お祭り期間中は市役所さくら通りがメイン会場となり、その周辺は歩行者天国となります
メイン会場では市民パレードやダンスの発表・相模原にある企業や施設の展示など、バラエティ豊かな催しがたくさん!
ラジオの公開生報道やスポーツ体験・ワークショップなどの体験型のイベントも多く、子供から大人まで楽しめます。

中でも注目なのが、パレードとステージイベントです。
両方とも2日間にわたって行われ、鼓笛隊やよさこいパレードやチアダンス・フラダンスのステージイベントなど、見どころたっぷりですよ。

ちなみに雨天の場合は、小雨決行・荒天中止となっています。
ただし小雨決行の場合でも、参加団体の判断で出店・出演が取りやめとなることもあるようです。

市役所さくら通りは、例年3月下旬頃から桜が満開になります。
約300本のソメイヨシノの桜並木が続く市役所通りはお祭り期間中歩行者天国となるので、桜を愛でながら様々なイベントや出店での食べ歩きを楽しめます。

また、夜になると歩行者天国は終わりますが、18~22時の間桜のライトアップが行われ、美しい夜桜を堪能できます

2023年は開催された?相模原の桜祭りの日程・開催場所・時間など解説

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

2023年は、相模原の桜祭りが4年ぶりに開催されました。(※統一地方選挙があったため「相模原市民若葉まつり」として開催)
以下では、2023年に開催された「第50回 相模原市民若葉まつり」の日程や開催場所などをご紹介します。

2023年の相模原市民桜まつりの日程や開催場所

引用:Twitter(現X)

相模原市民桜まつりは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け3年連続で現地開催が中止されていましたが、2023年は4年ぶりに開催されました。

2023年は統一地方選挙が行われたため、「第50回 相模原市民若葉まつり」として5月13日(土)13:00~17:00・14日(日)10:00~17:00の2日間開催。
雨が降る時間帯もありましたが無事開催され、2日間合計で約33万人が訪れたそうです。

2023年相模原市民桜まつりのパレード

引用:相模原市シティプロモ―ション公式note

13日(土)は13:30から開会式が行われ、13:55より市役所さくら通り相模原郵便局前からパレードが始まりました。

初日である13日(土)のパレードは、実行委員会主催のもの
当日は相模原市少年鼓笛隊や神奈川県警カラーガード隊演奏などが予定されていましたが、残念ながら降雨のため中止となってしまったそうです。
その他、相模原市長や観光親善大使の行進、安心安全まちづくりパレードなどが出演しました。

14日(日)のパレードは、市民パレードがメイン。
第1部(10:15~12:30)と第2部(13:45~15:30)に分けて行われ、相模原の幼稚園の鼓笛パレードや在日米陸軍軍楽隊・お神輿パレード・車いすダンス・よさこいソーラン踊りパレードなど、多種多様な出演がありました。

2023年相模原市民桜まつりのステージイベント

ステージイベントは、市役所本庁舎前に特設された第1ステージと、市役所第2駐車場前の第2ステージの2カ所で行われ、約50の団体がダンス・踊りなどを披露。

13日(日)は14:30から「第50回 相模原若葉まつり絵画コンクール」の表彰式が行われ、その後15:00~16:30まで、相模原の吹奏楽団による演奏やクラシックバレエ・フラダンスの発表などのステージで盛り上がりました。

14日(日)は10:00~16:00まで1日通してステージイベントが行われ、キッズダンスの発表や相模原ご当地ヒーローによるヒーローショー・日本舞踊やエイサー・空手の型や演武の発表など、多種多様なステージがあったようです。

2023年相模原市民桜まつりのイベントブース

引用:Twitter(現X)

イベントブースは9カ所のゾーンに分かれ、合計で約160の出店がありました。
それぞれのゾーンは日ごろの活動の発表や作品の展示・物販などがあり見どころたっぷりで、2日間ではまわりきれないほどだったそう。

以下では各ゾーンの出展内容をご紹介していきます。

シビックストリートゾーン

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

メイン通りのシビックストリートゾーンでは、55店が出店。

相模原造園協同組合では、「こけ玉作り体験コーナー」や、毎年桜を1本寄贈して市長と共に記念植樹を行う「さくら記念植樹」が行われました。
和太鼓の演奏や祭り囃子の披露も行われ、お祭りの雰囲気をさらに盛り上げていましたよ。

市役所周辺

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

市役所周辺では、50回記念イベントとして「ディンプルアート体験」が行われました。

ディンプルアートとは、自動車のフロントガラスの廃材から生まれた透明の絵の具のこと。
ステンドグラスのようにつやがあり、乾くと自然にディンプル(さざ波の意味)模様が現れるのが特徴で、ガラスやプラスチック・タイルなど硬くツルツルした画板に描くと、不思議なディンプル模様が楽しめます。

会場ではディンプルアートを使、子供たちで力を合わせ巨大ディンプルアート作品を製作。
子供たちは、普段使わない画材にお絵描きできると大喜びで、大盛況となりました。

市民会館周辺

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

市民会館周辺の「さがみはらSDGsゾーン」は、SDGsを身近に感じられるよう工夫されたエリアです。
ブースを巡って豪華賞品がもらえるSDGsスタンプラリーの開催もあり、学びながら楽しめると大人気!

また「ボーイスカウト相模原10団」によるボーイスカウト活動の写真展示、焼き鳥、ラムネ、手作り品の販売や、「神輿同好会 相州睦」による焼きそば・フランクフルトや生ビール・焼酎等の販売など飲食ブースも多く出店していましたよ。

第2駐車場2階・青少年相談センター駐車場

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

第2駐車場2階・青少年相談センター駐車場では、「相模原ライオンズクラブ」によるチャリティー飲食店・チャリティーおもちゃくじや、「藤野商工会」による藤野地域の紹介、地域産ゆず特産品・クラフトビール販売など、大人も子供も楽しめる出店がありました。

総合学習センター周辺

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

総合学習センター周辺では、「相模原パワーミュージック」による熱いライブ演奏のほか、「相模原地区放射線技師会」による超音波骨密度(無料)・乳がん触診ファントム体験・健康体操・健康チェックなどが受けられるブースも大盛況!
お祭りに来たついでに健康チェックもできるのはうれしいですね。

市体育館前

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

市体育館前では、「銀河連邦・近隣自治体」のPRや名産品販売や、「相模原ご当地アイドル つぶつぶ★DOLL」によるチュロス販売などがありました。

あじさい会館

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

あじさい会館で行われていたのは、「相模原市茶道連盟」によるお茶会や「相模原市観光協会」による事業紹介・観光PRのパネル展示など。
お祭りの喧騒から少し離れてホッとできるエリアとなっていました。

ウェルネスさがみはら周辺

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

ウェルネスさがみはら周辺では、相模原市マスコットキャラクター「さがみん」と会える「さがみんのおうち」が大人気。
「さがみん」の他に銀河連邦のヒーロー「サガミリオン」とも会うことができ、行列ができるほどのコーナーとなっていました。

「JAXA宇宙科学研究所×KU-MA(NPO法人子ども・宇宙・未来の会)」では、資料展示によるJAXA宇宙科学研究所の取り組みや、宇宙教育に取り組んでいるKU-MAの活動を資料展示で紹介。

また、若葉まつり特設ブースからはラジオの公開生放送も行われ、会場のたくさんの生の声をお届けしました。

けやき会館

引用:第50回相模原市民若葉まつり公式サイト

けやき会館では、福祉バザーが開催。
障害者団体・地域作業所等によるバザーや模擬店、そしてボランティアグループによる福祉に関する展示やPRなどが行われました。

また、エコパークさがみはらではかんきょうフェア2023を実施。
クイズラリーや(株)ニコンによる顕微鏡体験・日産自動車よる展示などを実施していました。

屋台は出る?相模原の桜祭りの出店情報を紹介!

引用:Twitter(現X)

相模原市民桜まつり・若葉まつりは、数多くの屋台が並ぶのも魅力のひとつ。
美しい桜や新緑の中、種類豊富な屋台を物色しながらお散歩するのは楽しいですよね。

2023年の相模原市民若葉まつりでは、縁日会場に300近くの屋台が出店して大盛況となりました。
イベント商(露天商)の出店場所は、市役所さくら通りの「税務署入口」交差点から、「横山2丁目」交差点までの間です。

会場には飲食ブースがあり、買ったものは飲食ブース内で食べられるようになっていました。

引用:Twitter(現X)

相模原市民桜まつり・若葉まつりでは、イベント商(露天商)の出店の他、町内会や地元の商店なども出店。
焼き鳥・焼きそば・お好み焼き・たこ焼き・フランクフルト・おだんごなど、さまざまなメニューがリーズナブルに食べられると大人気でした。

駐車場はある?通行止めしてる?相模原の桜祭りへのアクセス方法とは

引用:ちゅうおうくらしねっと

以下では、相模原の桜祭り会場へのアクセス方法や、駐車場の有無・交通規制についてご紹介します。

相模原の桜祭りへのアクセス方法

引用:相模原市シティプロモ―ション公式note

お祭りの期間中は、「JR横浜線相模原駅南口・臨時停留所」から「まつり会場臨時停留所(相模原市役所横に設置)」まで、無料の送迎バスが約15分間隔で運行しています。
また、JR横浜線相模原駅南口からは徒歩で15分程度でも行けますので、お散歩がてら歩いていくのもおすすめです。

2023年の相模原市民若葉まつりでは、以下の時間帯で無料送迎バスが運行しました。

  • 5/13(土)11:00~18:15
  • 5/14(日)8:00~18:15

相模原の桜祭り中の交通規制

引用:Twitter(現X)

相模原市民桜まつり・若葉まつり開催中は、以下の区間が歩行者天国となります。

  • 国道16号(相模原警察署交差点)~市道下九沢淵野辺(横山2丁目交差点)までの市役所さくら通り
  • ウェルネスさがみはら~市役所と市民会館の間の通り

2023年の相模原市民若葉まつりでは、5月13日(土)は13:00~17:30・14日(日)は10:00~17:30の時間帯が歩行者天国となり、交通規制が敷かれました。

交通規制がかかっている時間帯は、市役所通りが通れないため付近を通る路線バスは迂回しますので、利用の際はご注意ください。

相模原の桜祭りの駐車場情報

相模原市民桜まつり・若葉まつりには、専用の駐車場はありません。
交通規制により国道16号などの渋滞が発生する可能性が高いため、公共交通機関の利用がおすすめです。

ただし、身障者の方用の駐車場は用意されており、お祭り期間中はけやき会館の駐車場が身障者用駐車場となります。

2023年の場合、駐車場の入り口はけやき会館正面ではなく、スーパー三和川に入り口が設けられていました。
こちらも駐車場の数に限りがありますので、利用できない場合もありますのでご注意ください。

相模原市役所周辺に駐車場は多くありますが、混み合うため利用できない可能性が高いでしょう。
車を利用する場合は、JR横浜線相模原駅周辺の駐車場に止め、徒歩又は無料送迎バスで会場に向かうという方法もあります。

JR横浜線相模原駅周辺にある、比較的大型の駐車場は以下の通りです。

駐車場名住所電話番号アクセス台数駐車料金
相模原駅自動車駐車場神奈川県相模原市中央区相模原1-1-20042-755-5881JR横浜線相模原駅すぐ226台・30分/150円
・駐車後24時間/最大料金1,500円
タイムズパンドラ相模原駅前神奈川県相模原市中央区相模原4-2JR横浜線相模原駅より徒歩2分215台・60分/220円
・駐車後24時間/最大料金1,000円
タイムズパンドラ相模原駅前平面神奈川県相模原市中央区相模原4-1JR横浜線相模原駅より徒歩2分22台・60分/220円
・駐車後24時間/最大料金1,000円
パーキング365相模原第一神奈川県相模原市中央区相模原1-3042-562-0365JR横浜線相模原駅より徒歩2分16台・40分/100円
・23:00~7:00/夜間最大料金600円

相模原の桜祭りの駐輪場・バイク駐車場情報

自転車の方は、会場内及びその周辺に数か所ある駐輪場が利用できます。
中央小学校の校庭など、広い場所に止めるスペースがありますので利用しやすいでしょう。

バイクも駐輪場に駐車可能となっています。
ただし会場周辺は車両通行の制限区域となっていますので、エンジンを切って車両を押すなど、警備員の指示に従って移動するようにしてください。

2024年の相模原の桜祭りの情報は?

2024年の相模原の桜まつりについての詳細は、2023年11月現在まだ発表がありません。
しかし、例年4月第1週の土日に開催されていることから、4月6日(土)・7日(日)に開催されると予想されます。

詳しい日時や内容については、お祭りの時期が近づくと公式サイトがオープンしますので、チェックしてみてください。

また、ブース出展、ステージ・パレード出演についても、2024年の募集要項はまだ発表されていません。
相模原市公式サイトにて募集要項が確認できるようになりますので、こまめに確認してみてくださいね。

神奈川県相模原市の桜祭りに行ってみよう!

神奈川県相模原市では、例年4月の第1週の土日に「相模原市民桜まつり」が開催され、毎年40万人を超える多くの観客が訪れます。(4年に1度の統一地方選挙がある年は、5月第2週の土日に「相模原市民若葉まつり」として開催されます。)

相模原の桜祭りは市民が主体となって行われ、さまざまなパレードやステージイベント・屋台などを楽しめるお祭りです。
ぜひチェックして、相模原の桜祭りに行ってみて下さいね。

日時令和5年5月13日(土)13:00~17:00
令和5年5月14日(日)10:00~17:00
場所市役所さくら通りほか
主催相模原市民まつり実行委員会
(事務局:観光・シティプロモーション課)
交通手段最寄り駅:JR横浜線相模原駅(会場の市役所さくら通りまでは、相模原駅南口より徒歩約15分)

【無料巡回バス】
JR相模原駅南口~まつり会場を15分間隔で運行
駐車場なし
駐輪場あり(会場内に数カ所あり)

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